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〈E-1サッカー選手権・男子〉朝鮮、南朝鮮に0-1で敗戦(詳報)

課題を痛感、最終戦に全てをかける

安柄俊選手

朝鮮男子代表が12日、東京都の味の素スタジアムで行われた「EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会」第2戦で南朝鮮と対戦し、0-1で敗戦を喫した。第1戦に続きMF李栄直選手(16番)がフル出場を、FW安柄俊選手(10番)が後半28分から途中出場を果たした。スタンドでは500余人の同胞応援団が熱い声援を送っていた。

第1戦で日本を相手に組織的なサッカーを披露して接戦を演じた朝鮮代表。スターティングメンバーは第1戦同様で、この日も低めの位置に守備ブロックを敷いて攻撃の機会を窺う。

しかしミスが目立ち思い通りにゲームを進められない。前半戦は両チームともに決め手を欠いて0-0。朝鮮は後半に入ると徐々に押し込まれていく。

後半11分の相手シュートはポストに当たり、同15分にはあわや失点かというシーンを懸命なカバーで防ぐ。すると同19分、左サイドから放たれたクロスに対してDFが体を投げ出してクリアを試みるも、足に当たったボールは不運にも自陣ゴールへ。これがオウンゴールとなり0-1となった。

劣勢に立たされた朝鮮は同23分にMFパク・ソンチョル選手(9番)に代えてMFカン・グクチョル選手(14番)、同28分にDFパク・ミョンソン選手(4番)に代えてFW安柄俊選手(10番)を投入した。

大会前、「代表で生き残るうえで、今大会が絶好の機会であると同時にラストチャンス」と話していたFW安柄俊選手。代わってピッチに入ると、「自分の良さを出そうと」果敢な仕掛けで状況打開を試みる。

同44分には3枚目の交代カードを使ってFWチャン・オクチョル選手(12番)を投入。最後まで得点を目指したがネットを揺らすことはできず、0-1で敗戦を喫した。

同胞応援団

試合後、アンデルセン監督は「前からプレッシャーをかけていこうとした。だがビルドアップがうまくいかず、ミスも多くてゲームをコントロールできなかった」と語った。

「(北南戦が)特別な試合ということで選手が緊張気味だった」(同監督)。ただそれ以上に影響していたのは、チームが持てる力を発揮した日本戦(9日)での疲労感だった。

実際に李栄直選手は試合を振り返りながら「心と体がリンクしなかった」と漏らした。

「自分たちの戦術は常に100%を出し切らないといけない」。そのため連戦が続くと、どうしてもプレー精度が落ちてしまうという。「選手個々の実力を底上げできれば、うまくペース配分をしながら余裕を持った試合運びができる」。南朝鮮戦は、そのような「課題」を痛感させられた試合となった。

FW安柄俊選手は、「多くの同胞たちが応援に駆けつけてくれたのに2戦(日本、南朝鮮戦)とも落としてしまった」と肩を落としながらも、「最後の試合(16日の中国戦)は必ず勝利をもぎ取りたい」と語った。

(文・李永徳、写真・盧琴順)