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〈金正恩委員長の活動・2017年10月〉二つのモデル工場を現地指導

2017年11月15日 14:11 主要ニュース 共和国

軽工業部門に注力

大陸間弾道ロケット「火星14」型の試射を指導した7月以降、金正恩委員長の活動に関する公式報道は軍事関連に集中していた。9月、黄海南道クァイル郡を訪れ、経済部門への視察が3カ月ぶりに報道されたのに続き、10月は改修された柳原製靴工場、平壌化粧品工場を訪れるなど、経済部門への指導を精力的に行った。

柳原製靴工場の製品を手に取る金正恩委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

国産靴の品質改良を指示

朝鮮では、国家経済発展5カ年戦略に沿って軽工業部門における工場の現代化工事、資材の国産化実現、製品開発、品質向上に積極的に取り組まれている。

シューズ部門ではデザインの多様化、製品の軽量化を推進しており、例えば元山製靴工場が生産する「メボンサン」ブランドの靴が国内でよく知られる。

10月18日、金正恩委員長が現地指導した柳原製靴工場は、1988年11月に創立された国内初の射出成形(プラスチックなどの加工法の一つ)運動靴の生産拠点だ。15年1月、金正恩委員長は工場を訪れ、製靴工業部門のモデルケースに改修するよう指示。今回、金正恩委員長はリニューアルされた柳原製靴工場を2年ぶりに現地指導した。

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