〈朝米核・ミサイル問題への視座 3〉非核化に向けた朝鮮のアプローチ

朝鮮半島核問題を作り出したのは米国

朝鮮は、米国の核戦争威嚇に対する自衛の手段として核武力建設を進めている。米国とその追随勢力は、これを「脅威」とし、「制裁」の対象としている。

朝鮮半島の核問題を作り出したのは米国だ。その歴史を紐解けば、長年にわたり、米国の核脅威を除去しようと努力した朝鮮の姿が見えてくる。

57年、米国が南朝鮮に核兵器を配備したことにより、日常的な核脅威にさらされることになった朝鮮は、米国に対して、非核化に向けた様々なアプローチを行ってきた。

まずは、「平和的な対話と交渉を通しての非核化地帯創設の方法」がとられた。