Facebook

SNSで共有

【投稿】皆が幸せな気持ちになれる場所/楊琴女

「モア姫路」2周年祝賀会に参加して

公演を披露する「笑花美」のメンバーたち

兵庫県播州地域の同胞デイサービスセンター「モア姫路」が開設2周年を迎えた。

14日の祝賀会では、2年前のオープン祝賀会や開設1周年行事でも出演した西播地域の同胞女性によるコーラスグループ「笑花美」が公演を披露。この日も盛り上げ役として、利用者や職員らと賑やかな時間を過した。

利用者の中には若かりし頃の懐かしい流行歌や朝鮮民謡、童謡などを口ずさんだり、持っていた杖を投げ捨て踊り始める人も。「いつもここに来ると、元気を与えるのではなく元気をもらえる」。職員の一人であり「笑花美」メンバーのあるオンニが口にしていた言葉の意味がひしひしと感じられた。

ボルテージが最高潮に達した頃、一人のハラボジが前に出て語り始めた。

かつては支えがないと歩けなかったが、今ではみんなと楽しく踊りながら過ごしている。そう言いながら喜びを噛み締め、感極まっている姿に、職員たちも皆目頭を押さえていた様子が実に感慨深かった。

「モア姫路」では職員たちが利用者たちに対して「世話をする」のではなく、人生の酸いも甘いも味わってきた「大先輩たちから日々学ぶ」という姿勢で普段から接している。そんな姿勢を見ると同胞社会のあるべき姿を垣間見たような気がした。

皆が幸せな気持ちになれる場所。「モア姫路」には、同胞社会にしか見られない素晴らしい世界が広がっている。

(コーラスグループ笑花美 メンバー)