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〈ものがたりの中の女性たち 4〉「どんな罰も受けます。息子だけはお助けください」/継母・許氏

あらすじ

①平安道鐵山に裵武龍(ペムリョン)という村長がいた。その夫人が仙女から花を授けられる夢を見た後、薔花を、その1年後に紅蓮を産んだ。紅蓮が4歳のときに夫人は亡くなり、裵村長は跡継ぎを望み許氏と再婚した。許氏は容貌が醜いばかりか心も醜く、すぐに息子を3人もうけたそのときから薔花紅蓮姉妹を虐待し始めたのだった。

薔花が年頃になり縁談が持ち上がると、ばく大な婚姻費用がかかると知った許氏は財産が減ることを憂いて薔花殺害を計画、大きな鼠を殺して毛を抜き薔花の布団の中に入れて流産に見せかけ、後で取り出し裵村長に見せ、不貞を働いた末の妊娠だと告げた。家の恥だとして裵村長は薔花を殺すことに同意、許氏との間にできた息子が薔花を山奥の池に突き落とすことを黙認する。

薔花が死ぬと許氏は紅蓮をさらに虐待、紅蓮は夢に現れた薔花によって姉の死の真実を知り絶望、同じ池に飛び込み自殺してしまう。その後、その池からは昼夜を問わずすすり泣きが聞こえた。それと同時に薔花と紅蓮の幽霊が夜な夜な官舎に現れ無実を訴えるので、赴任したばかりの郡長が驚いて心臓マヒを起こし、次々と死んでしまった。

そうすると、鐵山に赴任することを拒否する者が相次ぐ事態となる。鄭東佑(チョンドンウ)という男が自ら名乗りをあげ赴任すると、その初日に薔花と紅蓮の幽霊が枕元に立ち、自分たちの死の真相を究明してほしいと涙ながらに懇願する。

翌日、裵村長夫妻を取り調べると、薔花は流産した後に自殺し、紅蓮は身持ちが悪く家出した後なしのつぶてだと言い張り、証拠だと「流産したもの」を見せるのでいったんは家に帰した。その夜、姉妹が枕元に立ち、継母が「流産したもの」だと言い張るそれの腹を裂けばわかると言うのでそうすると、中から鼠の糞が出てきたのだった。

郡長は継母の許氏を八つ裂きの刑に処し、その息子は絞首刑、裵村長は無罪として釈放した。

その後、池をさらい2人の遺体を引き上げた後、丁寧に供養し碑を建てた。その夜にまた姉妹が現れてお礼を言うと、裵村長は昇進すると予言し、消えた。

②裵村長は尹(ユン)氏を3回目の後添いとして娶り、夢に姉妹が現れ天の上皇が切れてしまった親子の縁を再び結べるように転生させてくれたという。

果たして、薔花紅蓮の生まれ変わりとして尹氏は双子の女の子を授かり、長じて平壌の豪商の双子の男の子と結婚し、子宝に恵まれ末永く幸せに暮らした。

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