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在日ラガーマンたちの志/第8回ラグビーフェスティバル

夢に向かって結束を

朝大ラグビー部OB会の安龍濬新会長(左)が鄭元鎬さんに記念品を渡した

「在日コリアンラグビーフェスティバルin 愛知」が行われた2日の夕方、朝大ラグビー部OB会(源治会)総会が行われ、2代目会長の鄭元鎬さん(同部16期)から安龍濬さん(同部17期)へとバトンが渡された。

鄭元鎬さんは会長を務めた7年間、心に刻んできたのは、同部を創設した故・全源治さんの「統一した朝鮮半島でラグビーがしたい」という遺言だった。

2010年の総会を機に会の通称名を「源治会」に決定してからは結束力を意味する「BOND」を合言葉に掲げてきた。鄭さんはその頭文字を“Become One, Never Defeated”(一つになれば、決して負けない)と訳す。

「夢を大きく持ち団結すれば必ず実現できる。いつかラグビーフェスティバルが統一した朝鮮半島で開催できることを願ってやまない」

安龍濬新会長は、鄭元鎬さんが築いた礎の上に多くのものを積み上げたいとしながら、来年に同部創設50周年を迎えるにあたり、新たに選出された若い役員たちが力を発揮して会員を拡大していきたいと抱負を語った。

来年のフェスティバルに向けた意気込みを語る神闘球団の金新日主将

懇親会では来年、神奈川と東京がフェスティバルを共同開催することが発表された。

これまでの開催地では少なくとも過去に朝高ラグビー部が存在していたが、神奈川は「朝高ラグビー不毛の地」。ところが神奈川闘球団「凱旋クラブ」の金新日主将(40)は不安を抱くどころか期待に胸を膨らませていた。

「『凱旋クラブ』は同胞社会を活性化させ、民族教育を守っていくために活動している。その理念は絶対にぶれない。多くのラガーマンたちの情熱を力に変えて、ウリハッキョを盛り上げるまたとない機会になるはずだ。希望に満ちた未来につなげたい」

初の試みにして負けられない戦いがキックオフする。

(李永徳)