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〈ものがたりの中の女性たち 3〉「人はひとりでは生きてゆけない」/玉英

あらすじ

母を早くに亡くした南原に住む崔陟(チェチョク)は、父の友・鄭上舎(チョンサンサ)の元で勉学に励んでいた。崔陟は些細な礼にはこだわらない豪快な青年であった。

父を早くに亡くした玉英(オギョン)は、戦乱のさなか母と共に親戚である鄭の元に身を寄せていて崔陟に出会う。日々、彼を観察したすえ、玉英は自分の夫になる人はこの人以外にいないと侍女に求愛の漢詩を届けさせ、快い返信を受け取ることに成功する。

たちまち恋に落ちた2人は反対する両家の親や親戚を説得し婚約する。だが、南原への倭兵侵攻を防ぐため義勇兵が組織され崔陟も志願することになる。

婚礼の日に帰らなかった崔陟に業を煮やした玉英の母は、村の資産家の口車に乗り玉英をその男と結婚させようとするが、玉英が自殺未遂で抵抗、その噂を聞きつけた義勇兵長は崔陟を帰宅させ2人はめでたく結ばれ、長男・夢釋(モンソク)を授かる。

ところが倭兵の侵攻は止まらず南原は陥落、玉英は男装して一家で知異山に避難するが、混乱のさなか崔陟と夢釋とも生き別れてしまう。

玉英も家族もみな死んでしまったと勘違いした崔陟は、川に身を投じ自殺しようとするが避難民たちに助けられ、また唐軍の軍人・余有文に中国のわが家に身を寄せて気を取り直せ、との勧めに応じ中国に渡る。

一方、倭兵の捕虜になった玉英は日本に連れ去られるが、その倭兵頓于(トヌ)が実は無理やり徴兵された商人であり、また敬虔な仏教徒であったため、男装の玉英は聡明な少年としてその商船で商いの手伝いをすることになる。

商船は朝鮮、日本、中国、ベトナムを行き来する大規模なものだった。数年後、余有文が死ぬと杭州でできた友人・朱佑と共に崔陟は茶の商船に乗り込み、ベトナムで日本船に乗った玉英と奇跡的に再会する。そのまま杭州に定住し次男・夢仙(モンソン)を産み、成長した夢仙を中国人の娘・紅桃と結婚させ、一家は幸せに暮らす。

ところがまた戦乱が起こり、崔陟は出兵しその先で捕虜になるが、収容所に捕らえられていた夢釋と再会、2人で脱走しその道程で紅桃の父とも再会、紆余曲折を経て朝鮮にたどり着く。

一方、玉英は次男夫婦と共に綿密な用意を整え、船を操り幾多の困難を乗り越え朝鮮に帰り着き、一家が奇跡の再会を果たし、末永く幸せに暮らす。

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