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朝鮮国内でパッケージツアーが人気/自然豊かな地方都市、現代的な首都

2017年06月23日 15:04 共和国

大同江でクルージングを楽しむ(撮影:盧琴順)

【平壌発=金淑美】夏は東海岸の麻田海水浴場で暑気払い、秋は金剛山で紅葉狩り、冬は馬息嶺のゲレンデでウィンタースポーツ。豊かな情景に恵まれ、四季折々、様々な顔を持つ朝鮮で、国内観光が人気を集めている。

平壌ダチョウ牧場を見学

観光プランを商品化

朝鮮で国内観光が盛んだ。背景には、経済政策の一環として近年、観光事業の活性化が推進されていることがある。元山-金剛山にまたがる東海岸沿いの一帯を国際的な観光地帯として開発する元山-金剛山国際観光地帯(2014年設置)をはじめ、新坪(黄海北道)、穩城島(咸鏡北道)、青水(平壌北道)など観光開発区を各道に設置するなど、観光地の開発が進められている。これに伴い国内の旅行会社では国内外の観光者向けのサービスを拡充している。

各社が提供するツアーの目的地は、大まかに分けて金剛山地区、元山地区、西海地区、三池淵地区、新坪地区、開城地区など。白頭山、七宝山、妙香山などの朝鮮が誇る名勝のほか、麻田海水浴場、馬息嶺スキー場など季節別の観光スポットを低価格で提供している。日程は1泊2日〜4泊5日など様々。

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