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「キャンドルの勝利」朴槿恵を罷免

「崔順実の私益のために大統領権限を乱用」

南憲法裁判所が決定

約3カ月に及んだ朴槿恵弾劾審理が幕を閉じた。南朝鮮の憲法裁判所は10日、裁判官8人全員の満場一致で朴槿恵の罷免を認める決定を言い渡した。朴槿恵政権下で起こった国政介入事件、いわゆる「朴槿恵・崔順実ゲート」に憤怒した世論に押され、南の国会が昨年12月に朴槿恵弾劾訴追案を可決してから約3カ月にかけて導き出された重大な決定だった。市民たちは「キャンドルが勝利した」と歓声をあげた。次期大統領選は5月初旬にも実施される見通しだ。

捜査拒否を問題視

弾劾を求めて毎週土曜に集会が開かれてきたソウル中心部では10日夜、罷免決定を喜ぶ集会が開かれた。ソウル市近郊から訪れた女性会社員(32)は、「大統領は親しい人ばかりを周囲に集め、自分たちの利益ばかり考えていた。正義が勝った」と話した。

朴槿恵の罷免決定を喜ぶソウル市民(連合ニュース)

憲法裁の決定は宣告と同時に効力が発生し、職務停止状態にあった朴槿恵は、任期を全うすることなく大統領職から退くこととなった。憲法機関の決定により現職大統領が任期中に失職するのは史上初めて。

弾劾認容を受け、今後60日以内に次期大統領選が実施されることになる。それまでは引き続き、首相の黄教安が大統領権限代行を務める。

弾劾判決文を言い渡した憲法裁所長代行の李貞美裁判官は、朴槿恵が崔順実の国政介入を認め、大統領としての権限を乱用したと指摘した。

李裁判官は「大統領に報告された書類は(前青瓦台秘書官の)チョン・ホソンが渡したが、彼は各種の人事資料、閣議の資料、大統領(海外)歴訪資料など、公務上の機密が盛り込まれている資料を崔順実に渡した」として、「チェ・ソウォン(崔順実の改名後の名前)はこれを見て、内容を修正したり大統領の日程を調整したりするなど、職務活動に関与した」と認めた。

また、「チェ・ソウォンは公職候補者を推薦したこともあるが、その一部はチェ・ソウォンの利権追求を手助けした」と述べた。

崔順実が実質支配した「ミル財団」と「Kスポーツ財団」の設立に関しても、大企業から486億ウォン(約48億円)の拠出を受け、両財団を設立したが、職員の任命や資金執行など運営に関する意思執行は朴槿恵と崔順実が行い、財団に拠出した企業は関与できなかったと説明した。

10日夜に行われた朴槿恵の罷免決定を喜ぶ集会に参加した市民たち(連合ニュース)

その上で、「憲法は公務員を国民全体への奉仕者と規定している」として、「大統領の行為はチェ・ソウォンの私益のため、大統領の地位と権限を乱用したとみなさなければならない」とした。

また、「大統領は憲法と法律にのっとって権限を行使しなければならず、公務遂行は透明に公開し、評価を受けなければならない」として、朴槿恵が崔順実の国政介入の事実を徹底的に隠し、疑惑が提起されるたびに否認してむしろ疑惑提起を非難した、と指摘した。

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