
日本軍によって破壊された京畿道水原の堤岩里教会(1919年4月)
ぼうや
泣かないの
こわいことはなんにもない
こうしてきもちのいい風の吹き込む教会で
窓からは ながれる雲も見えて
村の人たち みんないっしょで
おまえのアボジもそばにいて
ほら あひるも一羽
軍刀をつるし 拳銃をかまえ
日本憲兵がいそがしげに歩きまわっていても
剣つき銃の兵隊が教会をかこんでいても
ぼうや
こわくはない
オモニの目のなかには
夾竹桃(きょうちくとう)の花がゆれ 花のなかに
おまえがいる
オモニの胸に顔をおしつけ
まるいちいさな鼻をおしつけ
そう ねんねんよう
あんしんしておいで
鉄砲の弾丸は
アボジの胸がさえぎるだろう
ふりおろされる軍刀は
オモニの肩がうけとめるだろう
二人の血で
ぼうや
おまえをまぶし
おまえをくるみ
おまえをかくし
きっと
おまえを 生かしてやる
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