弱者、少数者にとって仲間とのつながりはかけがえのないものである。大よそ1世紀以上前に玄界灘を越えて日本へ渡ってきた同胞たちは、親族や知人、同郷の者を頼りに、異国の地・日本で肩を寄せ合うようにして同胞集落を築き命をつないできた。現在、日本の各地にある朝鮮学校はじめ総聯を拠点とした各種同胞コミュニティーはその最たる名残である。
日本で生まれた2世、3世、4世にとって、もはやこの「異郷暮らし」はさほど不便さを感じないものになりつつある。しかし、それでも日本社会に存在し続ける数々の同胞コミュニティーは顔の見える地域のつきあいとしても、SNSなどのネット世界においても健在であり続けている。
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