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〈札幌アジア大会〉朝鮮初のフィギュア国際審判員/「国内レベルの底上げを」

2017年02月27日 15:11 スポーツ

審判団に選ばれたユン・ヘヨンさん(右)

【札幌発=李永徳、盧琴順】「第8回冬季アジア競技大会」(札幌・帯広両市、2月19~26日)フィギュア競技の審判団には、朝鮮で唯一、フィギュア国際審判員の資格を持っているユン・ヘヨンさんが含まれた。

2010年度から朝鮮国内で審判としての経験を積み、昨年7月に同資格を取得。体育科学研究所でフィギュア競技を含めた体育分野を研究した後、昨年度から朝鮮アイススケート協会の書記を務めている。

リョム・デオク、キム・ジュシク選手のペアは昨年8月の「2016年アジアン・オープン・フィギュアスケート・トロフィー」(フィリピン)で優勝を果たした。ユンさんによると、当時の演技を見た国際スケート連盟(ISU)技術文化委員会のメンバーは、今大会で見せた朝鮮ペアの「飛躍的な発展ぶり」を高く評価。審判会議でも大きな話題になったという。そのような様子を目の当たりにしたユンさんは、「自分もさらに素質を磨かないといけない」と決意を新たにした。

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