朴槿恵とともにファッショ独裁と反民主的悪政、事大・売国と同族対決に狂奔してきたことで、民心の厳しい審判を受けたセヌリ党はじめとする保守陣営だが、自らの責任を逃れ、「起死回生」を図るべく躍起になっている。また、保守政権再創出という政治的欲望の下で不毛な離合集散を繰り返すなど、政権交代を求める民心に逆行している。
「朴槿恵・崔順実ゲート」の発覚にともない朴槿恵が弾劾訴追されたことで、与党セヌリ党の支持率は著しく下落。党が分裂する事態となった。
昨年12月の朴槿恵弾劾案可決を受け、セヌリ党は親朴(槿恵)派の李貞鉉を代表の座から引きずり下ろし、市民社会団体の共同代表であり牧師の印名鎮を非常対策委員長に選出することでイメージ回復を図ろうとした。印名鎮は親朴派の最長老である徐清源などに対し、朴槿恵とともに国政を破綻させた張本人、「悪性腫瘍」であると攻撃。「人的清算」の対象であるとしながら、親朴派に対して自ら進んで離党するよう求めた。

朴槿恵の早期弾劾を求めるソウル市民たち(11日、連合ニュース)
徐清源は「人的清算」に猛反発し、印名鎮との対立を深めた。1月に入り、徐清源は自身の離党問題をめぐって印名鎮との間で「密約」があったことを暴露し、印名鎮を離党強要罪で告訴した。「密約」の中身は、徐清源が自発的に離党すれば、大統領選挙が終わった後、セヌリ党への復党と国会議長職を与えるというものだった。これについて南のメディアと野党からは、「偽装離党ショー」との批判が噴出した。
一方で、金武星元代表や劉承旼元院内代表などセヌリ党非主流派(非朴派)の議員ら約30人が離党した。離党議員らは「保守の改革」を訴え、新党「正しい政党」を結成(1月24日)し、朴槿恵およびセヌリ党とは一線を画そうとした。しかし最大野党・共に民主党は、「正しい政党は『朴槿恵・崔順実ゲート』の主犯であり、名前だけ変えたセヌリ党である」と非難した。
このような中、セヌリ党は13日、党名を「自由韓国党」に変え、さらなる「刷新」「革新」をアピールした。しかし朴槿恵の弾劾棄却を求める右翼団体の「大極旗集会」には最近、セヌリ党議員らの参加が増えている。このような現象について、「人的清算」や党名変更を通じた「刷新」とは矛盾しているとの批判が相次いでいる。
南の政界では今、早期大統領選をにらんだ離合集散が繰り返されている。昨年末から活発化したのは、正しい政党の金武星議員、孫鶴圭・元民主党代表、金鍾仁・元共に民主党代表、朴智元・国民の党代表、鄭義和・元国会議長などを中心に、中道・保守を網羅したいわゆる「第3地帯」で「ビッグテント」(連合政治の意味)を構成しようという動きだった。
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