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進化する大規模建設/黎明通りに省エネ、グリーン技術導入

2017年02月06日 16:52 共和国

建設が最終段階に入った黎明通り。完成が待たれるばかりだが、近年、朝鮮では、銀河科学者通り(13年)、衛星科学者通り(14年)、未来科学者通り(15年)と、一年ごとに新たな通りが形成されており、驚くべき建設速度であることがわかる。そのスピードは年を追うごとに高まり、「平壌速度」や「朝鮮速度」と称され、経済建設全般を後押ししてきた。

だが注目すべきは速度ばかりではない。近年の建設における大きな特徴の一つは、最先端科学技術が導入されている点だ。

黎明通り建設では、省エネ技術、グリーン建築技術の導入が本格的に推進されている。とりわけ住宅建設においては、太陽光発電や地熱床システムをはじめとする省エネ技術、コンピュータによって生物生育状態をオート・コントロールできる水耕栽培システム、雨水利用システムなど、数十件の先端建築技術が導入されているという。

園林・緑化事業も推進されており、その面積は、未来科学者通りの3倍に及ぶ。現在までに杏の木、桃の木をはじめ30余種類の木々が植えられ、計画の83%を突破したと朝鮮中央通信は伝えている。

また、地熱冷暖房システム確立のためのインフラ工事は最終段階に至り、複数ある地熱取水ポンプ場では試運転が実施されている。

(淑)

建設中の黎明通りの一角(朝鮮中央通信)

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