〈総合模範分会・自慢の分会長〉女性同盟群馬・西毛支部高崎分会/千久美子さん
2017年02月15日 19:51 主要ニュース活動歴30年の日本人分会長
「やると決まったら行動に移すのが素早い、責任感をもって活動している」。女性同盟群馬・西毛支部高崎分会について女性同盟群馬県本部の林順礼副委員長はこう語る。
女性同盟本部、支部からの連絡がすぐさま分会委員や同盟員にいきわたるキメ細かい連絡網のパイプ役の存在が何といっても大きい。それが高崎分会で約30年間活動している千久美子分会長(62)だ。
分会長に就任したのは2007年。前分会長が引っ越すことになり分会委員だった千さんに白羽の矢が。歴代の分会長や1世顧問などの分会先輩たちの姿を見ていて分会長を引き継ぐことに抵抗はなかった。
同胞男性と結婚した日本人女性。子どもを群馬初中、朝鮮大学校に送った。
学校からの通知書を読めなかった保護者時代に7年間ほど成人学校で朝鮮語を学んだ。
当時、学校通知書の朝鮮語を読んでもらっていた分会委員の学父母に誘われて分会活動に出るようになり、「同胞」の輪が広がった。「物事に対して『日本人だから、朝鮮人だから』と割り切って考えたことはない。幼いころに『在日』の方が近所に暮らしていたので、違和感を持ったことはない」(千分会長)。