2014年、イスラム国の迫害を受けた少数民族ヤズディの人々を記録した写真展を訪れた。次なる攻撃を恐れて国外に避難するヤズディ教徒が多いなか、写真展は、かの地に留まったある女性にフォーカスした。「絶対にここから離れたくない。夫がここで命を落とし、今もシンガルで眠っているから」――。危機回避よりも重んじた故郷への帰属意識とはいかなるものか
▼パレスチナの作家、ガッサーン・カナファーニーの小説「ガザからの手紙」を思い出した。ヤズディの女性と同じように、故郷であるガザに留まることを決めた主人公は、旅立つ友に呼びかける。「生とは何か」を、「ここ(ガザ)に在ることの意味」を学ぶために、「帰れ!」と
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