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1世たちの声

2016年12月09日 12:00 春・夏・秋・冬

東京中高創立70周年記念行事で金鐘永さん(84)は校舎を眺めながら、自身が同校に入学した46年10月5日を思い出していた。「ここで米軍が射撃練習をしていた」。大変な時期を幾度となく乗り越え、学校は今、若い世代に守られている。「そのおかげで今日も子どもたちが朝鮮の言葉と文字を学ぶ。朝鮮の歌を歌う。感無量だ」と話した

春夏秋冬▼各地で今年行われた朝鮮学校創立70周年記念行事。とくに年配の方々は長い道のりを思い起こし感慨にふけっていた。京都中高教員OB会会長の金元燮さん(79)は京都民族教育実施70周年記念行事で、学校にすべてをささげた同胞、教員がいて、今日も民族教育を守る活動が続いていると指摘した

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