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労働新聞論評員、「朴槿恵・崔順実ゲート」詳報

「朴槿恵政権の醜悪な実像」を断罪

労働新聞10月31日付は「特大型政治スキャンダル事件を通じて露呈した朴槿恵政権の醜悪な実像を評する」と題した論評員の記事を掲載。「朴槿恵・崔順実ゲート」について、「現代版垂簾聴政」(垂簾聴政=王が幼い時や直接政治が行えない場合に、太妃や王妃が代わりに政治を行うこと)であると非難し、事件の全容を紹介した。記事の主な内容を紹介する。

朴槿恵の身も心も支配してきた巫女

世間を驚かせた奇怪な今回の政治スキャンダル事件の中心には、朴槿恵と崔順実がいる。

大統領である朴槿恵の全ての思考と行動を完全に掌握、支配し、裏から操ってきた崔順実は事実上、何の公式な肩書きも持っていない。「夜の大統領」「朴槿恵の五臓六腑」「朴槿恵の魂を支配する巫女」など奇怪な名が多くつく「奇妙千万な女」崔順実とは果たして誰なのか。

崔順実は、朴槿恵が神のように戴き、身も心も捧げてきたインチキ牧師・崔太敏の娘であるということは広く知られた事実である。

崔太敏は、日帝占領時、巡査として働いた親日分子であり、解放後にあちこちをさすらい、1970年代初頭に仏教とキリスト教、天道教を混ぜた「永世教」というインチキ宗教を作り出し、「太子」、「造物主が送った勅使」と自称し、「呪文を唱えれば病気が治る。悪が消え去る」という嘘を広め、妻を6回も替え、名前は7回も変えた稀代の好色狂、詐欺の親玉であった。

崔太敏が朴槿恵を「最大の詐欺対象」として狙いをつけて近づいたのは、朴槿恵の母親である陸英修が射殺された時点であった。

これに対して1977年米議会下院で発刊された報告書は、死んだ陸英修が夢に現れ、娘を助けてほしいと言ったという崔太敏の手紙をもらい、朴槿恵が彼を青瓦台まで呼んだが、自分の母親の霊が乗り移ったように表情や声がそのまま再現されるのを見て神聖な存在だと思うようになり、それをきっかけに崔太敏が朴槿恵を精神的に支配するようになったと明らかにしている。

南朝鮮駐在米国大使が2007年に本国宛てに送ったある秘密文書には「崔太敏が朴槿恵の身体と心を完璧にコントロールしており、その子女たちは途方もない富を蓄積した」としながら、彼が現代版「ラスプーチン(皇太子の病気を祈祷で治すといって宮廷に介入し、ツァーリロシアを滅亡させたインチキ宗教人)」を彷彿とさせるという内容が記録されている。

朴槿恵が自分の父親が引き止めたにもかかわらず、彼と共にさまざまな不正をすべて行ったばかりでなく、汚らわしい痴情関係まで結び、生まれた息子が今も日本に住んでいるというウワサも出回っている。

父・朴正煕の死後、きょうだいとも訣別し、崔太敏に完全に溺れていた朴槿恵は、崔太敏の死後、いわゆる「霊的能力」を受け継いだと自認する崔順実を「精神的支柱」「謀士」としながら全面的に依存してきた。

崔太敏の5番目の娘である崔順実は、朴槿恵と「姉妹」関係を結び、彼女を手中に収めるために手段と方法をいとわず、はては朴槿恵に自分の夫まで捧げた。

朴槿恵を精神・肉体的に完全に掌握した崔順実は、本格的に「朴槿恵女王作り」に着手し、彼女を裏で操る「秘線実勢」(陰の実力者)としてこれまで暗躍してきた。

このように朴槿恵にとって崔順実は、普通の「親友」や「友人」ではなく、絶対的な「神」であったし、彼女の忠告や助言は即ち至上命令となるしかなかった。

結局2012年の大統領選挙において実際に当選したのは朴槿恵ではなく崔順実であったと見るべきであるし、その時から崔順実が南朝鮮の実際的統治者として君臨してきたといえる。

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