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上海の大学に「慰安婦」少女像

2016年10月24日 17:34 朝鮮半島

南朝鮮と中国の団体が寄贈

日本軍「慰安婦」被害者の苦しみを広く伝える「平和の少女像」が、中国・上海師範大学の構内に設置された。

2体の少女像はそれぞれ朝鮮と中国の民族衣装を身につけており、「韓・中平和の少女像」と名付けられた。昨年にはソウルにも同様の少女像が設置されている。中国に設置されたのは今回が初めて。

22日午前に開かれた除幕式には、南朝鮮と中国の関係者の他、「慰安婦」被害者である南朝鮮の李容洙さん(88)と、中国・海南省の少数民族・黎族であり「慰安婦」被害者の陳連村さん(90)が参加した。

今回の少女像の設置は、南の平和の少女像建立推進委員会と中国系米国人による国際民間団体である世界抗日戦争史保存連合会(GA)が行った。南の平和の少女像作家であるキム・ウンソン、キム・ソンギョンさん夫妻と、中国清華大の潘毅群教授が制作に携わり、費用は京畿道・華城市が市民から寄付金を集めてまかなった。華城市は寄付金を集めて2014年8月には同市の東灘セントラルパーク内に、昨年11月にはカナダ・トロントに少女像を設置している。

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