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【寄稿】バスケ朝鮮代表へ!/金世英

祖国での挑戦と成長の日々

「オモニ! ぼく、バスケットボールで朝鮮代表になるんだ!」

もともと家では学校での出来事をあまり話さないある児童が、「在日朝鮮学生少年籠球訪問団」の一員として祖国を訪問し、家に帰ってくるなり、そう言ったそうだ――。

今年で第14回を迎えた「ヘバラギカップ」。閉会式で、「第1次」祖国を訪問する代表メンバーが発表された。

迎えた9月29日、出発の朝。羽田空港に集合した20人の児童らの顔には、期待と同時に、親元を離れて初めて祖国を訪れる緊張の表情が見えた。

代表団を引率した自身にとっても、子どもたちを率いての祖国訪問は初めての経験。選手たちの緊張とは裏腹に、筆者は、日本各地の朝鮮学校から集まった児童たちが、初めて自分の目と耳、肌で祖国に触れた時、何を思い、感じるのだろうかと、期待で胸がいっぱいだった。何より、祖国の選手たちを相手に、子どもたちがどんな「チャレンジ」を見せてくれるのだろうかと、心を躍らせていた。

児童らにとっては、教科書の中でしか知らない祖国で、初めて共に過ごす仲間たちとの時間、それ自体が大きな「チャレンジ」だった。

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