〈朝鮮大学校創立60周年・世代を超え活躍する人々 7〉在日本朝鮮人人権協会・宋恵淑さん


受難の痕跡消さぬように

1980年後半から90年代はじめ、パチンコ疑惑や核問題などの在日朝鮮人を取り巻く情勢によって、朝鮮学校の女子生徒の制服であるチマ・チョゴリが切り裂かれる事件がおきた。在日朝鮮人の基本的人権が脅かされ、その差別の矛先が、幼い子どもたちに向けられた当時に中高時代を過ごした経験は、その後、在日朝鮮人の人権と生活を守るための取り組みに第一線で関わるきっかけとなった。ジュネーブでの国連・社会権規約委員会審査へ参加するなど、現在、国内外問わず幅広い場で活躍する朝大外国語学部卒業の宋恵淑さん。40歳。

朝大連載・正面写真用-韓賢珠s_R彼女にとって大きな転機となったのが、沖縄に日本軍「慰安婦」として連行された日本軍性奴隷制被害者の裵奉奇ハルモニとの出会いだ。

「『慰安婦』とされた北南朝鮮のハルモニたちに関する証言集などは読んでいたが、高級部時代、先生から裵ハルモニの存在を聞かされるまで、同じ在日朝鮮人なのに裵ハルモニのことを知らず恥ずかしくなった。もっと学ばなければと思った」

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