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子どもたちによる国際的なロボットコンテスト/神奈川中高生徒が出場

2016年09月24日 11:27 民族教育

科学技術で世界に通じる人材育成

世界の小中高校生による国際的なロボットコンテスト「WRO(World Robot Olympiad) Japan 2016第13回決勝大会」が18日、東京・江東区のBunb東京スポーツ文化館で開かれ、日本各地から地区予選を通過した126チーム、323人が出場した。

ニューデリー行きの切符を手にした大阪・追手門学院大手前中学校の発表。危険な林業の枝打ちをロボットがまかなうことについて説明している

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主催者代表のNPO法人WRO Japan理事長の山口俊治さんによると、WROは自律型ロボットによる教育的なロボットコンテストで、シンガポール国立サイエンスセンターの発案により、2004年に開始。世界中の小中高生を対象に、科学技術を身近に体験できる場を提供し、青少年の創造性と問題解決力を図る目的で開催されているという。

既報の通り、7~8月にかけて日本全国で開催された地区予選で、神奈川中高中級部チームがみごと優勝を勝ち取り、全国大会へ進出した。34の地区で開催された予選には、1300チーム、3500人余が出場。関係者の話によると、日本国内の参加チームは回数を重ねるごとに増加し、出場する子どもたちのロボット組み立ておよびプログラミング技術は、年々レベルアップしているという。

決勝大会では、レギュラーカテゴリー・エキスパート競技、レギュラーカテゴリー・ミドル競技、オープンカテゴリー、アドバンスド・ロボティクス・チャレンジの4部門に分かれて競技が進められた。

神奈川中高中級部の申泰明さん(3年)、李星勲さん(2年)が出場したのは、レギュラーカテゴリー・ミドル競技。

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