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猪木氏が訪朝、李洙墉副委員長らと会談も

2016年09月12日 10:58 主要ニュース 朝鮮半島

「対話のドアを閉ざすな」「日本は独自の外交を」

【平壌発=金淑美】訪朝中の猪木寛至参院議員(日本を元気にする会)が10日、高麗ホテルで本紙の取材に応じた。猪木氏は今年4月、平壌のマラソン大会に来賓として招かれていたが、朝鮮に対する日本の独自制裁の一環として参院議院運営委員長が渡航自粛を要請したことから、訪朝を見送っていた。猪木氏の訪朝は2014年8月に平壌で開かれたプロレス大会に参加して以来、2年ぶり。

―今回の訪朝の目的は

猪木寛至参院議員(平壌市内のホテルで)

猪木寛至参院議員(平壌市内のホテルで)

4月の平壌マラソンにスターターとして招待されていたが、ちょうど国会開会中だったことと参院議院運営委員長からの渡航自粛を受け、訪朝することができなかった。今回は2年ぶりとなったが、毎年この時期に朝鮮側からの招待を受けて訪朝している。

到着した8日は朝・日友好親善協会の方々と打ち合わせをし、翌日の9日には朝鮮建国68周年に際した宴会に招かれ参加した。宴会の席で金永南最高人民会議委員長にごあいさつを差し上げたら、委員長はずいぶん長い時間、私の手を握りながら、日朝関係が悪い時期に継続して訪朝していることについて、感謝の意を表してくれた。

3日目の今日は李洙墉朝鮮労働党副委員長と会談させてもらった。

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