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基層組織の再建

2016年07月19日 14:18 春・夏・秋・冬

いったんは有名無実化した組織を再建させるためにはとてつもない労力と覚悟が求められる。各地では同胞社会を活性化させようと基層組織の再建にも取り組んでおり、最近その成果が目に見える形として表れている春夏秋冬

▼鹿児島の総聯出水支部はもともと同胞数が多くないうえ、組織を結成した1世たちの他界などによって30余年前から有名無実化していた。総聯鹿児島県本部の役員たちが昨年の総聯結成60周年に際して、本部の歴史資料を整理していたところ、総聯出水支部結成を伝える解放新聞55年8月9日付を入手した。そこには同胞数が少ない状況の中でも次世代のために困難を乗り越えて組織を立ち上げた過程と同胞たちの喜びの声が掲載されていた。先代の信念に感銘を受けた役員たちはこの記事を持って同胞たちの中に入り、ついに今月14日、再建総会を開いた

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