数々の福沢諭吉を批判する書を世に出しながら、2000年、福沢研究で2冊目となる「福沢諭吉のアジア認識」を出版。丸山眞男を筆頭とする「戦後民主主義時代」の研究者たちによって、近代日本における「民主主義」思想の偉大な先駆者と称賛されてきた福沢が、日本のアジア侵略とアジア蔑視思想の先導者であるという事実に実証的に迫り続けてきた安川寿之輔。

高文研。2,500円+税。0332953415。
本書は、20年以上にわたり福沢研究をしてきた著者が、多くの研究者たちがなぜそろいもそろって福沢研究を誤ったのか、戦後日本の社会科学・歴史学研究総体のあり方を批判し、戦後「福沢諭吉研究」を問い直した総まとめの書。
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