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〈朝鮮紀行《食》 21〉春のウリナラ(1) ナマズ

2016年03月11日 09:00 文化・歴史

どうしても入りたかった専門食堂

2014年3月、厳しい冬の寒さから一変して春日和を肌で感じられるようになった頃、ウリナラを訪問した。今回は仕事ではなく平壌にいる姉と、咸興(ハムン)にいる従妹達に会うため行くことになった。

私はよく夏にウリナラへ行くので、春のウリナラがどのような雰囲気を漂わせているのか、ワクワクした気分でいっぱいだった。ところがこの季節、在日同胞の中でウリナラに向かう個人、団体はほとんどなく私一人の旅となり少々心細かった。

鍋いっぱいのナマズの辛味スープ

鍋いっぱいのナマズの辛味スープ

いずれにせよ一人なのだから、春の息吹を思う存分感じ取ろうと、先ずは、「近代化された平壌をいっぱい歩く」というテーマでウオーキングを行うことにした。

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