まだ小学校に入る前、父が私を乗せたリヤカーを引きながら、「朝鮮人の子どもは変な泣き方をする」と言って、その「変な泣き方」をやって見せた。私を笑わせようとしているのを感じて私は笑ったが、子どもに優しい父がなぜ「朝鮮人の子ども」を笑いの対象にしたのかが不思議で、強く心に刻まれた。
静岡県の大井川の中流にある小学校は児童が120人ほどだったと思う。そこで私は初めて「朝鮮人の子」に出会った。名前が「西尾セイシュ」だったため日本人ではないと感じ取った日本人の子たちは彼に襲い掛かった。だが、セイシュ君は絶対に降参しなかった。坊主頭のかわいい顔だったが、攻撃されると真っ赤になって抵抗した。
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