市田次郎は朝鮮に早くから移住し「実業家」として「成功」した男である。彼が定住した大邱は、かつての新羅王国の故地であり、その周辺には古墳が至る所に群集し、貴重な遺物が埋蔵されていた。また由緒ある遺蹟と寺があり、仏像、石塔、石碑などの宝庫だった。
市田は同じく大邱に住む小倉武之助と並んでありとあらゆる朝鮮文化財の大量なコレクターとして有名な存在である。
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