本書を読み解くのは容易なことではない。まず、「1★9★3★7」の意味を知らねばなるまい。もちろん、辺見氏が書いているのは「日中戦争、南京大虐殺」そのものではない。著者は堀田善衛の小説「時間」を経糸に、戦争を体験した父を凝視し続け、戦争へと前のめりする今を剥ぎとろうとする。そうした苦行を通じて、「ニッポンの妖気」を炙りだし、「狂」の時代に迫った「戦後思想史上、最大の問題作」だといえる。
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