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総聯のイメージを傷つける不当弾圧/北海道警が学校と総聯本部会館を強制捜索

2015年09月16日 11:57 主要ニュース

北海道警が6日、飲食店を経営する同胞一個人の雇用助成金不正受給を口実に、北海道初中高と総聯北海道本部会館を強制捜索するという暴挙を働いた。

北海道警は、不正受給に関わったという飲食店経営者や朝青活動家の自宅ばかりでなく、事件と何ら関わりのない北海道初中高の校長室、教育会室、また総聯本部、女性同盟本部、総聯および女性同盟札幌支部、青商会の事務室まで押し入り、長時間にわたって強制捜索した。

これは、総聯が不法犯罪行為を行う団体のようにわい曲し、反朝鮮、反総聯の雰囲気を醸成、拡大させることによって、総聯のイメージを傷つけて全面弾圧する口実を探し出そうとする日本当局の下心の露骨な表れだ。

今回の事件の担当弁護士は、総聯本部会館全体に対して強制捜索を行ったのは職権乱用、人権蹂躙以外の何ものでもないと話している。

総聯本部では、不正受給と関連のない団体に対する不当な強制捜索の違法性について準抗告する準備を進めている。

憤る同胞たち

今回の事件に対して、北海道の活動家、同胞たちは怒りをあらわにしている。

北海道初中高教育会の朴一針顧問(77)は、神聖な教育の場に、それも北海道同胞たちの愛族愛国の血と汗が染み付いている学校に土足で入り込んで強制捜索したことは絶対に許せないとしながら、「一個人の問題を総聯と結びつけて強制捜索した今回の一件は、日本当局の総聯弾圧が絶頂に達していることを物語っている。学校と組織を守るため最後までたたかう」と述べた。

一方、朝・日友好親善協会、朝鮮海外同胞援護委員会、朝鮮対外文化連絡協会など朝鮮の各団体は8〜9日の間にスポークスマン談話を発表し、総聯弾圧を繰り返す日本当局を糾弾した。

(朝鮮新報)

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