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在日1世の自伝「アボジがこえた海」の続編刊行

70年経っても消せぬ強制連行の歴史

室田卓雄氏らの尽力で

流通科学大学で講演するありし日の李興燮さん(2011年12月6日)

流通科学大学で講演するありし日の李興燮さん(2011年12月6日)

ある少年が朝鮮半島中部の黄海道谷山という小さな農村で父親といっしょに畑仕事をしているとき、村の役人4人が来て父親に黄色い封筒を差し出した。息子を徴用する知らせだった。それから昼食を食べる時間もなく、すぐバスに乗り、そして少年は汽車で釜山へ。そこから300人ほどの朝鮮の若者が船で下関へ。さらに汽車に乗って着いた所は佐賀県北波多村の徳須恵の炭鉱だった。その少年は李興燮さん、まだ15歳。

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