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“反米闘争、新たな高い段階に入る”/国防委が声明発表

2015年06月25日 14:26 朝鮮半島

朝鮮の国防委員会が25日、朝鮮戦争勃発から65年が経ったことと関連して声明を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

声明は、長い月日が経ったものの、朝鮮半島では戦争でも平和でもない不安定な事態が持続しており、これは米国の戦争行為が年々さらにひどくなっているためであると指摘した。

声明は、米国が冷戦が始まっていた1950年代から、秘密裏に作成した侵略戦争計画に沿って、創建されて間もない朝鮮を揺籃期につぶした後、中国大陸と旧ソ連の広大な領土にまで侵略の魔手を伸ばそうと侵略戦争を仕掛けたと指摘。米国のこのような野望は、今も変わらず朝鮮半島を徘徊しており、それがまさに対朝鮮敵視政策であり、米国の侵略的な戦争挑発行為であり、アジア大陸に対する戦略的な包囲網形成策動であると指摘した。

声明は、朝鮮戦争の惨敗から教訓をくみ取る代わりに、朝鮮に対する孤立・封鎖・圧殺の度合いを強め、第2の朝鮮侵略戦争を挑発しようとする米国の策動が、重大な段階に至っているとしながら、次のような立場を明らかにした。

1.米国の対朝鮮敵視政策とそれによる前代未聞の孤立・圧殺策動を粉砕するためのわが軍隊と人民の民族挙げての反米闘争が新たな高い段階に入るということを全世界に公表する。

2.米国は、対朝鮮敵視政策を捨てて、歴史とわが人民の前に白旗を掲げるべきである。われわれを狙った侵略戦争計画も取りやめるべきであり、地上、海上、空中で繰り広げる無謀な核戦争騒動も中止すべきである。

3.全世界的な反米対決戦に決起することを世界にアピールする。全世界が力を合わせて肥大した化け物である米帝の五体を引き裂かなければならない。

(朝鮮新報)

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