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金永南委員長、アジア・アフリカ会議で演説/各国元首と相次いで会談

2015年04月28日 10:12 主要ニュース 共和国

朝鮮中央通信によると22日、インドネシアで行われたアジア・アフリカ会議で、最高人民会議常任委員会の金永南委員長が演説した。

金永南委員長は演説で、60年前、インドネシアのバンドンで初めて開かれたアジア・アフリカ会議は、かつて歴史の外に追いやられた2つの大陸の人民たちが、世界の主人公として自身の運命を堂々と開拓する上で、重大な意義を持つ歴史的な会議であったとしながら、バンドンの精神は自主的な世界を建設せんとするアジア・アフリカ諸国の人民たちの前進を鼓舞していると言及した。

金永南委員長は、今朝鮮人民は、金日成主席と金正日総書記がバンドン会議10周年記念行事に参加し、世界自主化偉業遂行に不滅の足跡を残した歴史的事実を感慨深く振り返っているとし、大元帥たちの業績はこんにち、金正恩第1書記によって輝かしく継承、発展されていると強調した。

金永南委員長は、アジア・アフリカ諸国の人民たちとの親善の紐帯と連帯性を強化しようとする朝鮮政府の立場は一貫しているとしながら、次のように続けた。

われわれは祖国解放70年を迎える今年、北南関係で大転換をもたらすため、全ての誠意ある努力を行っているが、外勢と協力して同族との対決を目論んでいる南朝鮮当局の反統一姿勢によって、北南関係改善と統一の前途には依然として重大な障害が醸成されている。たとえ情勢が複雑で、難関が横たわっていようとも、われわれは民族の団結した力で自主統一への大路を開き、わが祖国の地にかならず尊厳高く繁栄する統一強国を建てるだろう。

金永南委員長は最後に、朝鮮政府はアジア・アフリカ諸国との親善協調関係を拡大、発展させ、自主的かつ平和的で繁栄する新しい世界を建設するためにすべての努力を惜しまないだろうと確言した。

また、金永南委員長は22、23の両日、ジャカルタでインドネシア大統領、ベトナム国家主席、イラン大統領、ジンバブエ大統領、マダガスカル大統領、ルワンダ首相、ベネズエラ副大統領らに各々会って談話を交わした。

金永南委員長は、諸国の国家元首と双務関係発展問題と非同盟運動の強化発展をはじめ相互の関心事となる一連の国際問題に対する意見を交換した。

一方、これに先立って金永南委員長は21日、インドネシア闘争民主党(PDIP)中央指導理事会総委員長であるメガワティ・スカルノプトリ元インドネシア大統領とバスキ・トジャハジャ・プルナマ・ジャカルタ市長一行に各々会って談話を交わした。

(朝鮮新報)

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