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〈各地朝高卒業生の思い〉民族の根っこを育てたい

2015年03月05日 09:00 民族教育
両親の祝福を受ける許麻伊さん(中央)

両親の祝福を受ける許麻伊さん(中央)

女子ラガーマン/九州中高・許麻伊さん

九州中高卒業式の舞台で「12年間皆勤賞」を授賞した高級部3年生の許麻伊さんは、ラグビー経験者の父、許鳳亨さん(48)の勧めで弟とともに初級部3年生からラグビーを始めた。

自称「大の人見知り」。そのため当初はラグビークラブに所属していても積極的に馴染んでいけなかったという。九州中高中級部時代もバスケ部に所属しながら週1回クラブで汗を流したが、中々ラグビーが好きになれず真剣に打ち込めることができなかったと打ち明ける。

だが中3の頃、同世代の九州女子選抜に選ばれ長野県菅平での合宿に参加してから一変した。レベルの高い舞台で試合を重ねる過程で自分の実力不足に気づき、チームメイトと寝食をともにしながらコミュニケーション能力の重要性を身にしみて実感。同時に向上心も沸いてきたという。

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