2004年冬。平壌のボウリング場で魔球「平壌ボウル1号」は生まれた。満員の場内、私たち日本人のツアー一行10数人にあてがわれたのは2レーン。投げる順番はなかなか回って来ず場内は寒かった。私はレーンについてくれた職員の男性と話し寒さを紛らわせながら、自分の順番を待っていた。
それは唐突だった。「ゆうさん」と職員の男性が私を名前で呼んだ。反射的に「兄貴」(ヒョンニム=ルビ)と私は答えた。朝鮮で名前で呼ばれたのは初めてのことだった。
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