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「護国」演習は北侵予備戦争

2014年11月21日 15:58 朝鮮半島

祖平統が非難

祖国平和統一委員会(祖平統)は11日、書記局報道第1079号を発表、南朝鮮軍が10日から「定例的な訓練」の名の下で「2014護国」演習を南朝鮮全域で開始したことを非難した。

21日まで行われる今回の「護国」演習には従来の4倍以上にあたる33万人あまりの南朝鮮軍兵力と機動装備2万3000余台、艦艇60余隻、各種の航空機が動員され「前方軍団作戦計画施行訓練」「西北島しょ防御訓練」「海上・海岸浸透訓練」「合同上陸訓練」などを行う。米軍との合同訓練も行うという。

祖平統は演習について、「その規模および内容から見ても徹頭徹尾、わが国を侵略するための予備戦争、核試験戦争である」と指摘。にもかかわらず、南側が「北の挑発」に備えた「最高度の軍事対応態勢を確立することに目的」があると主張していることを強く非難した。

祖平統はさらに、高位級接触を一方的に破綻させた南側が「護国」演習を史上最大規模で行っているのは、「彼らが実際に対話を行おうというのではなく、対話を単なる偽装物として利用しようとしたのが明白になった」と指摘。「護国」演習の実施は、米国との軍事的結託の強化や戦時作戦統制権移管の無期限延期を正当化することにも目的があると述べた。

(朝鮮新報)

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