〈仁川アジア大会〉朝鮮五輪委代表団が仁川を訪問

大会記念学術大会と組み合わせ抽選会出席

朝鮮のオリンピック委員会代表団が19～22日まで南朝鮮の仁川を訪問し、アジア競技大会（9月19日開幕）を記念する国際学術大会と、同大会の組み合わせ抽選会に出席した。

国際学術大会で基調講演を行う朝鮮体育大学のヤン・ソンホ学部長（連合ニュース）

代表団は、朝鮮体育大学のヤン・ソンホ学部長ら8人。ヤン学部長は20日、国際学術大会開幕式で、「オリンピック・ムーブメントの理念とわが国の体育文化生活」というテーマで基調講演を行った。

ヤン学部長は、「われわれはアジアのオリンピック・ムーブメント発展に寄与すべく、これまでアジア競技大会、アジアユースゲームズなどに積極的に参加してきた」と述べ、「仁川アジア競技大会がアジアの親善と団結を強化し、互いの文化を伝える良いきっかけとなることを確信している」と強調した。

また、朝鮮で現在、最高指導者の大きな関心の下、スポーツ旋風が吹き荒れていると述べ、「国のスポーツ技術を世界的なレベルに引き上げ、オリンピックをはじめとする国際競技でより多くの成果をあげたい」と意欲を語った。