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旧校舎を支えた杭

2014年04月16日 09:51 春・夏・秋・冬

装いを新たにした東京朝鮮第1初中級学校の正門脇には、数本の杭が飾られている。その下には「旧校舎を支え続けた松の杭 1947-2012」という説明がある。簡素な説明ではあるが、実に深い事由がある春夏秋冬

▼2012年3月に「東京第1新校舎建設委員会」が発足し、翌年2月から新校舎建設が本格的に始まった。ところが、予期せぬことが起きた。旧校舎を解体し、耐震用のコンクリート杭を打ち込むため地面を掘り起こすと、数多くの松の杭が発見された。同校の教員によると、あまりにもしっかりしていて、工事に遅れが生じるほどだったという

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