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「都立」の頃の朝鮮学校

2014年04月01日 08:43 春・夏・秋・冬

最近、「都立朝鮮人学校の日本人教師」(梶井陟著)という本を読んだ。もともとは1966年に刊行されたもので、3月に岩波書店から文庫本として出版されたものだ春夏秋冬

▼解放後、日本全国に朝鮮学校が作られるが、48年から本格的に始まる日本政府とGHQによる弾圧により、在日同胞の民族教育は大きなダメージを受けることとなった。その中で東京都の朝鮮学校は「都立」としての形態を余儀なくされる。同書は、「都立東京朝鮮中学校」に日本人教師として赴任した筆者による記録。「都立」だった5年間の朝鮮学校の様子が克明につづられている

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