「過去をすべて覚えていたら、きっと生きていられなかったと思います。しかしあのときのことが時に思い出されると気がおかしくなりそうです。どれだけ忘れようとしても、日本の軍人たちにされたことが忘れられません。何も知らない人は幸せです。私は子どもも産めず、誰もがすることを一つも出来ず、陰に隠れて、誰かに過去が知られるのではないかと息を潜めて生きてきました」
南からいらした87歳の吉元玉ハルモニは、討論会の始まりとともに、こう話した。今は北側の地である慈江道に生まれ、13歳のときに仕事に就けると騙されてハルビンに日本軍の「慰安婦」として連行され、ひどい性病にかかり子どもを産めない体になった、その後故郷に戻るも15歳のとき再び騙されて中国に連行された自分は本当に愚かだった、と話した。証言を始めてそう長い時間が経たないうちに、ハルモニは息が上がって疲労を滲ませ、駆け寄った南の支援者に支えられながら話を続け、証言を終えた。
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