1990年代、民族教育における権利獲得運動は大きな転換期を迎える。
朝鮮学校児童・生徒の通学定期券「学割」適用を勝ち取り、インターハイをはじめとした公式戦への門戸も開かれた。近年、大阪朝鮮高校ラグビー部の「花園」(「全国大会」)での活躍が目覚しいが、それも90年代の権利獲得があってこそだ。
「バブル経済」崩壊など時代の大きなうねりの中で、同胞たちの権利問題に対する意識は高まり、法律の専門家育成を望む声は切実になっていった。それは同時に、異国の地で連綿と受け継がれてきた民族教育のさらなる発展を目指す挑戦でもあった。1999年の法律学科創設は、時代が求めたものだったというのが関係者の共通した認識だ。
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