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立命館大コリア研究センターが日韓問題テーマにシンポジウム

2014年02月06日 18:27 主要ニュース

双方の理解・責任・未来のため

立命館大学コリア研究センター(RiCKS)が国際ハン民族財団、建国大学校統一人文学研究団と共催した「Korea-Japan Intellectuals Bridge Round Table 日韓の理解・責任・未来のための提言集会」(以下、シンポジウム)が1月24日、朱雀キャンパス5階大講義室で行われた。

第1部「日本の植民地支配責任に対する視点」、第2部「日韓関係の現状と未来ビジョン―東アジアの平和と日本の役割」、第3部「歴史理解、歴史責任の問題―どのように解決するか」という構成で行われたシンポジウムには、専門家やNGO関係者のみならず、多数の市民も参加し、活発な議論が行われた。

近年、日本と南朝鮮の関係が歴史問題などを争点として冷え込んでいるなか、昨年、過去清算に関する裁判全体に大きな影響を与える判決が出され、双方から高い関心が寄せられた。南朝鮮の大法院(最高裁)は5月、第2次大戦中に日本に強制徴用された元徴用工が、新日本製鉄株式会社(新日鉄)を相手に謝罪と賠償を求めた訴訟について、下級審の判決を取り消し、元徴用工被害者の損害賠償請求権を認め、裁判を高等法院(高裁)に差し戻した。これを受け、7月10日、ソウル高裁は原告の請求通り、新日鉄に賠償金の支払いを命じた。続いて三菱重工業に対しても同様の判決が下された。

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