朴堤上の帰宅を待ち焦がれていた夫人がこの知らせを聞いて、入江に駆けつけたが、すでに船は錨を上げた後であった。甲板に立った朴堤上は、夫人に向かって軽く手を振るだけであった。遠ざかるその手ぶりもだんだんとかすかなものになっていった。
(どうか、無事お帰りください)
夫人は、いつまでも手を振りまた振るのであった。
やがて船は遠くへ消えてしまった。
倭国に到着した朴堤上は、ただちに王を訪ねた。
*************************************
※この続きは会員になれば閲覧できるようになります。
会員の方は、右か下にある「ログイン」項目にてログインしてください。
会員登録ご希望の方は、「新規会員登録」にてご登録をお願いします。
大変申し訳ございませんが、2013年4月20日までに会員登録をしていただいた方も、再度ご登録をお願いいたします。
パスワードを忘れた場合、「会員パスワード紛失窓口フォーム」をご覧ください。
*************************************