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張成沢一派の反党・反革命分派行為を断罪

2013年12月09日 16:54 主要ニュース 共和国

党中央委政治局拡大会議で

朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議が8日、平壌で開かれ、張成沢をすべての職務から解任して一切の称号を剥奪し、党から除名することに関する決定書が採択された。金正恩第1書記が同会議を指導。9日発朝鮮中央通信が報じた。

党中央委員会政治局委員と委員候補らが参加した拡大会議では、「最近、党内に潜んでいた偶然分子、異分子が分派策動をもって自らの勢力を拡張し、党に挑戦する事件が発生した」ことと関連し、「張成沢が働いた反党・反革命的分派行為とその弊害、反動性が暴露された」という。

張成沢は「党と領袖の高い政治的信任によって、党と国家の責任ある地位に登用されたが、周囲に迎合分子を引き寄せ、党内に分派を形成するために悪辣に策動し、地盤を築こうと画策」し、「朝鮮労働党の路線と政策を受け入れず、朝鮮人民軍最高司令官(金正恩第1書記)の命令に従わないという反革命的な行為を敢行」した。

また、「司法・検察、人民保安機関に対する党の指導を弱化させて、制度防衛・政策防衛・人民防衛事業に重大な弊害を及ぼした」ほか、「朝鮮労働党が提示した内閣中心制、内閣責任制の原則に反して国の経済活動と人民の生活向上に莫大な支障をきたし」、さらには権力を乱用してあらゆる不正腐敗行為を強行したという。

同通信によると、「朝鮮労働党は張成沢一派の反党・反革命的分派行為について以前から知っており、数回にわたって警告」してきたが、張成沢がそれに応じずに度合いを超えたため、「張成沢を除去し、その一派を粛清することによって、党内に新たに芽生える危険な分派的行動に決定的な打撃を加えた」としている。

一方、「現代版分派であり、党の隊列に偶然に入り込んだ不純分子らである張成沢一派が摘発、粛清されたことにより、われわれの一心団結はさらに固められ、チュチェの革命偉業は勝利の一路に沿ってより活力を帯びて前進できるようになった」と報じた。

(朝鮮新報)

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