城壁に高く仮設された木柵に登り、大戦闘を余裕をもって指揮していた楊萬春の目の前に唐の太宗の姿が現れた。
「こやつめ!ちょっと懲らしめてやろう…」
楊萬春は、すかさず大弓を手に取りゆるやかに弦を引いた。次の瞬間、攻撃を指揮していた唐の太宗は片手で目を覆い、その場で必死にもがいていた。
「ああ、死にそうだ! 誰かおらぬか?」
楊萬春が放った矢が、唐の太宗の眼にまともに突き刺さったのである。
城内では女と老人たちがぐらぐら煮えたぎる湯を運んできては、城壁をよじ登ってくる敵に容赦なくあびせた。
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