ある日、モランが彼の後を静かに追って山に登ってみると、案の定、思っていた通りであった。
両手の拳で岩を砕き、馬を駆る、驚くべき挙動は、少女が夢の中で描いていた将軍の姿に間違いなかった。この日、この二人は互いに名乗り合うこととなり、淵蓋蘇文は山積みした薪束の上にモランを素早く乗せたまま、大股でさっさと歩いて村の入口へと入っていった。
その日からモランは、寝ても覚めても青年、淵蓋蘇文に対する想いで身内がほてった。
そんなモランを残して、淵蓋蘇文は旅立つことになった。
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