
フィナーレでは復興支援ソング「花は咲く」が歌われた
東日本大震災の復興支援を掲げて、16日、金剛山歌劇団公演2013アンサンブル(主催=同実行委員会、後援=河北新聞社、TBC東北放送、朝日新聞仙台総局ほか)が、宮城県仙台市の東京エレクトロンホール宮城で行われた。台風の中、約1,000人が会場に足を運んだ。震災後、仙台公演が行われるのは3年ぶり。
総聯宮城県本部の李英植委員長によると、宮城県内では震災前まで、数十年間にわたり毎年のように歌劇団公演が行われてきた。「観客の約8割は日本人」というほど日本人ファンも多い。
宮城県日朝友好親善協会の今泉英明会長は、「芸術、文化には人の心を癒す力がある。震災直後、金剛山歌劇団が仙台市内の六郷市民センターで素晴らしい歌と踊りを見せてくれたことが忘れられない。当時、仮設住宅にも入れなかった人たちが、公演を見て喜んでいた。朝鮮の人たちが、食べるものがないときに炊き出しをして、焼肉弁当を振舞ってくれたことが本当に嬉しかった。公演のことを考えると、うれしさのあまり眠れない感じがしたほどだ」と語った。
また、同公演の裵萬石実行委員長は、「震災によりウリハッキョ(朝鮮学校)が全壊し、同胞たちは心に深い傷を負った。しかし、全国から温かい支援を受けて、宮城の同胞たちは一丸となり、再び立ち上がろうとしている。金剛山歌劇団公演に対する宮城の同胞、日本市民の思い入れは強い。今回、震災復興支援コンサートということで、観客たちには朝鮮の芸術に触れて、少しでも心を癒してもらいたい」と話した。
3年ぶりの上演に際して、個人・企業・団体からはたくさんの協賛広告も寄せられた。震災前に比べてその数および金額が30%もアップしたというから、意気込みを感じずにはいられない。
実行委員会では、同日午前、歌劇団の李龍秀団長とともに宮城県庁を訪問し、村井嘉浩知事宛てにその一部を震災復興支援金として寄付した。
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