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朝→ロ→欧州へ、世界物流の変化に期待

2013年09月25日 15:51 主要ニュース

羅津―ハサン鉄道開通の意義

朝ロ・モスクワ宣言(2001年8月)に沿って進められてきた羅津―ハサン鉄道の改修工事が完成し、22日に開通した。

朝鮮中央通信は翌23日発の記事で、鉄道の開通は、朝鮮とロシア間の親善協力関係発展を推し進め、アジア太平洋地域の経済文化的連携を活性化し、周辺国の共同の繁栄を成し遂げるうえで「重要な里程標」になると、その意義を強調している。

両国の鉄道連結事業は2001年8月、金正日総書記とプーチン大統領(当時)間で交わされたモスクワ宣言で公表された。

宣言第6項で双方は、「世界的実践で公認された相互利益の原則に基いて、朝鮮半島の北南とロシア、ヨーロッパを結ぶ鉄道輸送路創設計画を実現するため、必要なすべての努力を傾けることを公約しつつ、朝鮮とロシア鉄道連絡事業が本格的な実現段階に入ることを宣言」した。

着工は、朝ロの国交樹立60周年を迎えた2008年の10月4日。朝鮮側とロシア鉄道側合営の羅先国際貨物輸送合営会社が受け持ち、5年に渡ってハサン―羅津の本線52キロ、羅津―羅津港の支線2キロの計54キロが改修された。

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