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開城 世界遺産登録に喜び沸く

2013年07月12日 09:00 文化・歴史

東京第一生徒たち

開城の世界遺産登録を喜ぶ同校中級部3年生徒たち

開城の世界遺産登録を喜ぶ同校中級部3年生徒たち

先月、朝鮮の開城がユネスコの世界文化遺産に登録されたニュースを受け、各地の同胞たちが喜びに沸いている。開城は朝鮮の歴史上、初の統一国家・高麗の首都。その民族共通の朗報を本紙6月28日付、7月1日付(カラー特集)でも紙面を大幅に割いて、大々的に報道した。

朝鮮学校では、中級部2年の歴史の時間で開城について学ぶ。東京朝鮮第一初中級学校でも開城の話題に花が咲いていた。

祖国分断の悲劇を乗り越えようと、開城ではよく北南の対話や会談が行われている場所でもある。「その開城が世界遺産に登録されたのはうれしい。民族の誇り」と話すのは、同校中級部3年の呉京香さん。「まだ祖国に行ったことがないが、ぜひ一度開城を訪れ、この目で見てみたい」とほほ笑んだ。

(朝鮮新報)

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