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〈本の紹介〉「若紫の無窮花」/李栄汝著

沈黙と忍従と自由への希求と

民族学級、文化運動、フェミニストの活動家でありジャーナリストであった李栄汝氏(2012年没)の遺作である自伝的小説を読む。祖母(姑)―母(嫁)―孫(娘)それぞれの物語が、交差し、重なり、背反しながら織りなす在日朝鮮人女性の三代記。一世のチュンシルは、100歳を超えても「トンヂュオ(金をくれ)」が口癖。嫁のファジャはクンメヌリ(長男の嫁)として男児出産のため多産を強いられ、ついに病魔に襲われる。母代りとなった祖母から溺愛されつつも、ことあるごとに「なんでチンチン忘れてきてん」と嘆かれて成長した孫の泉美――やがてフェミニストとして成長していく泉美にとって、それは「最高の褒め言葉」であり、また常に悲しさと寂しさ、痛みをまとった言葉だった。

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